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  • fcsakai2

面白いを追求すること

2023年、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

昨年からロシアのウクライナ侵攻は止まらず、年を明けても停戦のめどすら立っていません。コロナの感染も収束することはなく、世界中が不安に陥れられる1年でした。

ようやく今年の仕事も終えて、偶然TVで大リーグの大谷翔平選手の番組を見て、とても感動しました。

 彼は今も野球少年で、6歳から始めた野球が楽しいという気持ちを持ち続けています。だからこそあそこまでやれるんだと、痛感しました。

 彼は昨シーズンまで大リーグでもストレートとスライダーで勝負できていたのが、シーズンオフに研究し尽くされて、今シーズンは早々に打たれてしまいます。それで、彼は3種類のスライダーを投げ分けるようになります。それだけではなく、9月からはツーシームというスライダーとは逆方向に曲がる魔球ともいえるような球を投げるようになります。研究されればその上を上をと進化を止めないのです。

 大谷選手の日本ハム時代の監督の栗山氏は、「このしんどさを、どうやったらしんどい中からでも結果を出せるか、ちょっと俺のやり方見てて!楽しみながら苦しさを超えていく、その喜びを持っているから、そこに行けるんですよ!」と言っています。

 彼は、もともと仕事で野球をやっていたわけではなく、野球の本質的な楽しさがメインなのだと言っています。1日できることを野球に割いて、獲得できるものを多くしたいとも言っています。目標とするものは、二刀流という記録でも名声でもなく、どこまで進めるか、願わくば野球をやり切ったと思えて終わりたいと願うことなのです。

 『楽しみながら、苦しみを超え、進化を遂げる』。もちろん彼に天賦の才能があることは承知の上で、私たちも楽しみながら進化していくことはできる、楽しむことこそが歩みを止めない秘訣なのではないかと思います。

 カウンセリングの技量は底知れないし、どう進化していけばいいのかわからないことだらけですが、クライエントさんと問題を一緒に探求して、「こうじゃないかな?」「きっとこうだよ!」と2人で腑に落ちた感覚を持つことができれば、それはとても楽しいし、それができるカウンセリングとはとても興味が尽きないものでしょう。

 カウンセリングの面白さをもっともっと追求したい、新年を迎えての私の抱負です。                                                                                                                                    (MU~)




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