自分を守る知識と情報
- fcsakai2
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先日、小学校1年生の孫娘が「学校でプライベートゾーンを習った」と話してくれました。子どもの性被害が頻繁に報道される昨今、学校側も対応を考えてくれているのだと感じました。
もう40年も前になりますが、大学病院の産婦人科に看護師として勤務していた頃、本当にさまざまな患者さんに出会いました。自分でも数え切れないほど(10回以上だったなあ)妊娠と中絶を繰り返していた30代の女性。それが原因とは言えないのですが、末期の子宮癌でした。また、妊娠の可能性におびえながらも誰にも言えず、子宮外妊娠による卵管破裂で緊急入院してきた女子高生。付き添っていた両親は「まさか、うちの子が…」とオロオロするばかり。その高校生を担当していた医師が、「自分の娘には避妊をしっかり教える」と言っていたのを覚えています。
中学校の相談室に相談員として行っていた時、「生理が来ない。どうしよう…」とやってきた3年生。その後生理が来て、妊娠ではなかったと報告に来てくれました。そこで、月経周期と排卵日、排卵日が妊娠しやすいこと、妊娠週数は最終月経から数えること、妊娠中絶が可能な週数、避妊方法や感染症のことなどを伝えました。真剣に聞いてくれた彼女は「こんな大切なこと、誰も教えてくれなかった!」と笑顔で帰って行きました。
先日も、20代の女性が生後間もない赤ちゃんの死体遺棄で逮捕された事件が報道されていました。赤ちゃんポストに助けを求めていたといいます。胸が痛みます。もっと早くどこかに繋がれなかったのか?なぜ女性だけが罰せられるのか?
包括的性教育という言葉をよく耳にするようになりました。子どもが「自分が大切」と思えるようになるための、性交、避妊、ジェンダー、人権、多様性、人間関係、性暴力の防止なども含めた幅広い教育です。多くの子どもたちに届くことを願います。そして、望まない妊娠で涙する女性が、一人でも少なくなることを心から願います。
もちむぎ





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