冬は「水」を飲む季節

今年の夏は熱中症予防に水を飲めと言われました。

でも気功では、水を飲む季節は冬です。秋の彼岸から春の彼岸まで、ちびちびと水を飲みなさいと言われます。

それは、冬は寒いだけでなく、乾燥するからです。

まず、唇、喉、鼻、目など粘膜から乾きを感じ始め皮膚にくると、カサカサして手荒れや背中がかゆくて仕方ないといった症状が出てきます。そして、良くなっていたはずの膝、股関節、腰が痛みはじめるのも水不足です。

水を飲む話をすると、胃が冷えるので、白湯や温かいお茶ではだめなのかと聞かれます。水道の水でも、ペットボトルの水でもいいのですが、沸かしていない水が乾燥には効きます。それも夏のようにがぶがぶ飲むとすぐトイレに行くだけなので、体にしみわたるようにちびちび少量を飲みます。

私自身は皮膚が乾燥しやすいので、かゆくなってきたら、本気でしょっちゅう少しの水を飲むようにしています。1週間ほど真面目に飲むと治ってきます。　　　（豆）