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傍聴

  • fcsakai2
  • Sep 13, 2024
  • 1 min read

初めて裁判の傍聴に行ったのは、障がいを持つ子の親の会の医療過誤の裁判だった。「真実を教えて!」と病院側に訴えていた。

元夫との離婚の遣り取りをするうちに「ホンマのこと言えよ!」という思いが募ったので、弁護士に「裁判にもっていったら不利ですか?」と訊ねたところ「彼を法廷に引きずり出してやるのも面白いじゃないか」とのことで裁判を視野に入れた。

真っ白な状態の裁判官を説得することが必要なのだと思っていた。ところが!裁判所は真っ白なんかではないよ。偏った天秤を水平にするところからがスタート。気を抜けば、すぐに偏る天秤。正しい理解を求めて、毎回毎回「陳述書」のようなものを提出し続けた。20本近く出したのではないかと思う。

専門家にも意見書を書いてもらった。6本。専門家証言もお願いした。

功を奏したのか、地裁は、画期的ともいえる判断を示してくれた。ところが、高裁は神話だらけの判断をした。最高裁は取り合ってもくれない。

15年を経て、裁判所の天秤は、少しは水平に近づいたのかな?と期待しているけれど、どうなんでしょ?と思いながら傍聴に通う2024年である。

(米)



 
 
 

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