今回の台風10号には、本当に振り回された思いがする。
天気予報の「大型の台風が接近している」情報を何度も耳にした。
変更できる予定は前倒しにしたり、延期したりで台風の接近に備えた。
ところが、天気予報を見るたびに、接近する予定が遅れている。
トロトロ、ノロノロ、進路が定まらない。じれったくなる。
「こんなことなら、あんなに無理して、予定を早めなくても良かったかも」
「えー!予定を来週に延期したのに、それも大丈夫なの?」と腹立たしく思った。
「ちょっと、何を考えているの!」
「どういうつもりなの?」
「いい加減にしてよ」
まるで生きているかのように思ってしまう。
そんなイライラするこっちの気持ちを察したのか、ビビったのか、
大阪を避けるように四国から太平洋に出た。
でも、未練があったのか、日本が好きなのか
また三重県に上陸。日本を味わうように北上しながら日本海を抜けて行った。
台風に意志があるわけでもないし、台風が自力で動いているわけでもない。
わかっているが、あたかもそこに「台風野郎」がいて、ふざけているように感じた。
というのも、最近の天気予報の予測する能力は素晴らしい。
それ用のアプリを入れていると、「後、何分で雨が降ります」とか、「止みます」とか、
かなりの高確率で予測が当たる。雲の流れの予想も、ビジュアルで説得力もある。
とにかく、最近の天気予報はすごいと思っている。
そんな中で、今回の台風10号は、「予想されてたまるか!フン!」と言わんばかりに反抗的かつ挑戦的だった。そう感じる。
単に気圧の配置や気流がそうさせているだけなのに。
こんな呑気なブログを書いてしまったが、
被害を受けた方々や影響を受けた方々には、本当に気の毒でならない。
心からお見舞いを申し上げます。

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