一本一本、木によって紅葉の度合いが全く違うので、まだまだ青いものから黄色、赤色といろいろあって面白い。
日差しを受けると重なり合った葉っぱたちが透けて一層美しさを増し、思わず足を止めて見惚れてしまう。
思えば、こんなにゆったりとした気持ちになって散歩したのはいつ以来だろう?
ついこの間まで暑くて散歩しようとは思えなかったし、精神的にもゆとりがなかったので、とてもじゃないけどそんな気にはならなかった。
過酷な暑さで枯れてしまった木も少なくない中、メープルの木は枯れることなく今年もきれいな紅葉をみせてくれた。
子どものころ、カラーテレビのCMでどこかの紅葉シーンが流れ、とても印象的だった。こんな風景どこに行ったらあるの?と思っていた。
子供のころの紅葉といえば、いちょうの黄色い葉っぱは身近にあったけれど、あんなに赤やオレンジのグラデーションの美しい紅葉は見たことがなかった。
でも考えてみたら、どこかにモミジの木なかったのかしら?と不思議におもうのだが、子どものころの印象って、とても狭くて限定されたものなのかもしれない。
毎年秋が短くなってきているといわれると、急いで秋を楽しまなきゃと妙に焦りを感じたりもする。
毎年、どこかしらに紅葉を見に行ったりしていたが、ゆったりと近くの紅葉を楽しむのもわるくないなと思い始めている。
今年はどうしようかな? みんと
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