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『黒人たちのモーセ』 ハリエット・タブマン

 メリーランド州で奴隷として生まれ、勇敢にも他州の安全な場所まで走って逃げ込むことにより奴隷制度と決別した女性です。黒人奴隷を解放する組織で活動し、南北戦争では従軍として約700名の奴隷救出に貢献しました。

 戦後は、女性や黒人の地位の向上と、孤児や貧しい高齢者の保護に尽力しました。

 2016年に女性参政権獲得100周年となる2020年に、ハリエット・タブマンの肖像が新20ドル札に採用されました。新20ドル札にアフリカ系アメリカ人が採用されたことは史上初であり、奴隷制や黒人差別、女性の地位向上を目指す象徴となる予定でした。トランプ政権下にこの計画は延期されましたが、バイデン政権になって、再び計画が進められるようになりました。

 2019年に、奴隷制度の残るアメリカで自由を求めて生きるハリエット・タブマンの活躍を描いた映画「ハリエット」が公開されています。自分の生き方にも影響を受けました。ぜひ、観てほしい映画です。



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