2021年・夏。
テレビや新聞は五輪一色。
毎日、“メダルラッシュ!”“○○でメダル獲得!”という文字が並ぶ。
携帯やスマホ、テレビの他の番組を見ていても、速報で流れてくる。
コロナ禍のさなか、加えて開催される寸前まで問題が起こり、バタバタの中でオリンピック・パラリンピックが始まった。開催を望んでいなかった私は、頑張っている選手たちには申し訳ないが、こころから応援することができない。
選手たちもこんな時でなかったら、たくさんの応援の中で力の限り頑張れたのだろうと思うと残念だ。
もう一つの大きな残念は、大阪も緊急事態宣言が発令されることが決まり、まん延防止等重点措置の適用地域も拡大されることである。期限は8月末まで。
早速、“夏休みに計画していたことがダメになってしまって、子どもたちとどう過ごせばいいのか・・・”という不安を耳にした。
また 今年も・・・である。
はっきり言って、うんざり・・そして、がっかりだ。
だけど、どうこう言っても仕方がない。
さて、昨年の夏はどう過ごしていただろうか? んー・・そういえば、仕事のペースがゆっくりになって、“何かしなきゃ・・と思いながら、結局なにもしなかったか(笑)
前回の緊急事態宣言は、生活はあまり変わらず、だったけれど。
それにしても、今回の緊急事態宣言に今まで以上にうんざりとがっかりが強いのはなぜだろう?
そうか、夏休みだからか! 特に遊ぶ予定もなかったのだけれど、出かけられないとなるとがっかりするのだ。
年齢は十分すぎるほど大人の私には、夏休みというものはあまり関係がないのに、なぜかいまだに夏休みの感覚が残っている。
特に、“早めに やらないといけないことを済ませておかなければ・・”という訳の分からない焦りの感覚が。
8月31日に泣きながら、宿題の絵や工作をしたり、日記を書いたりした経験と、親や先生たちからの「宿題は早いうちに済ませておきなさい。」という呪いの言葉が染みついているようだ。
けれど、根っからの物ぐさな私は、気持ちだけ焦って、結局何もしないで、9月を迎えることになるのだろう。 呪いの言葉も私の怠けパワーには、“しないとな~”という程度にまで抑えられてしまう。
だた、年をとると “残りの時間” というものを意識するようになる。これは大切だ。
よし、涼しくなったら身体を動かせるように、柔軟体操から始めるか・・。
これも、8月31日に “早くからやっておけば良かった・・” となるのだろうか。
(tam)
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