長引く自粛生活による筋力低下、リモートワークなどスマホ、パソコン使用時の固まった姿勢、ストレス、そして誰もが以前より動かなくなっています。
そんな中、、以前はあまり聞かなかった肋間神経痛が、わりあい若い方にもみられるようになっています。
胸のあたりや背中の肩甲骨あたりが痛むと、心臓がわるいのでは?
お腹のあたり、胃のあたりが痛むと、胃がわるいのでは?
背中の下部、脇腹あたりが痛いと腎臓や膵臓に何か異変が?
痛む場所により、いろいろ不安が募りますが、調べても臓器は悪くないとわかり、初めて肋間神経痛を疑います。
肋骨は背中から上半身の前側を囲むようにして、内臓を鳥かごのように守ってくれる骨。その間に肋間筋があります。肋間筋が硬くなると、肋骨に沿って広がる肋間神経を圧迫して、神経痛をおこします。
予防としては、固まった姿勢でじっとせず、時々胸周辺を動かすこと。しかし、急にストレッチで伸ばし過ぎると、痛みがひどくなったりします。
気功のスワイショウ、前後に腕をぶらぶら振るふりこの動きは、徐々に硬くなった肋間筋をほぐします。脇の下から、脇腹を上下にゆっくりなでる動きも肋骨が一緒に動くので、簡単ですが、おすすめです。
このところ、はやっているタイプのコロナは、肺に来やすい特徴があるとのこと。肺を動かしているのは、肋間筋を含むいわゆる呼吸筋ですから、コロナ予防のためにも「ふりこ」で胸、背中の筋肉をゆるめることは、いまとても大事です。
時間が取れたら、一回だけでもfc堺の気功のひろばに参加して、ふりこを体験してみてください。 (豆)

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